社会には、愛着障害を抱えている人たちはどれほどいるのでしょう。
何らかの事情により、施設に預けられて生活している子どもたちも多くいます。
虐待などにより保護された子どもたちもいます。
施設では安全に過ごすことはできているかもしれません。しかく愛着を形成するにはやはり特定の対象者が必要であり、施設のように、職員さんが入れ替わるようなところでは、うまく愛着を形成することは困難です。
今、このような子どもたちに求められていることは、家庭での養育です。
特定の対象者がいる家庭で育つことが、愛着の形成には重要なのです。
安心して帰る場所、居場所が必要なのです。
多くの方にこのことを知っていただき、関心を寄せていただけることを願っています。