開催期日・場所 | 平成28年7月17日・18日 / 当別町中小屋 |
事業内容 | 行政説明(北海道石川貴之主査)(札幌市天田孝所長)運営実務に関わるフォーラム(防災計画 ・保健衛生)・(税務など)・(労災保険、オープン化)・基調講演(武蔵野学院青木健) |
事業規模 | 8ホーム44名・行政、里親会、講師、里親30名参加 |
大会1日目
1.行政説明:テーマ「家庭養護の今後の方向」
○北海道保健福祉部子ども未来推進局石川貴之主査
児童福祉法の改正や理念、児童虐待の予防対策、また家庭と同様の環境における養育の推進について説明がありました。
○札幌市子ども未来局札幌児童相談所天田孝所長
札幌市における里親ファミリーホームは、中高生や虞犯児童、男性などが多く措置されている。また、今後の方向性として里親支援専門相談員などの活用が示されました。
2.基調講演:テーマ「関わりの難しい子どもを育てるということ」
○国立武蔵野学院青木建院長
今後、風通しのよいホーム運営、危機管理の徹底、人材育成・広報啓発の提言があり、暮らしの中でトラブルがあるのは普通なので各機関との連絡体制、情報の共有が安心な養育に繫がって行くとの話がありました。
大会2日目
1.コモンセンスペアレンティング研修
グループに分かれて明確に行動を伝えたり、効果的に褒める事についてスキル練習を行いました。問題行動を起している子どもに、良い所を見つけて褒める事の大切さを共有しました。
2.グループワーク
子どもの安全を守って養育する工夫についてや、児童相談所との連携の必要性について等話し合いました。
3.家庭養護とは何か
○日本ファミリーホーム協議会伊藤貴啓研修委員長
暮らしを通して「絆」をつないでいく、子ども理解と個別的な支援、養育者としての専門性が求められるとのお話がありました。
今大会は、ファミリーホームの養育者や里親が社会的養護の子どもたちへの理解を深め、スキルや専門性の向上に繋がるための機会となったと考えます。